勝利の鍵は継投策 "関東最後の1枠"山梨学院 豊富な投手陣でセンバツに挑む 打力アップにも手応え

■「打球の飛距離や速度が上がった」
2023年に県勢初優勝を果たした山梨学院。昨秋の関東大会ではベスト8にとどまり、関東で"最後の1枠"での選出でした。
そんな山梨学院は冬の間、ウエイトトレーニングなどを通して投打にパワーアップを果たします。
梅村団主将
「体重は全員が増えていると思うので筋肉量は成長している。打球の飛距離、速度は秋に比べて上がっている」
横山悠捕手
「みんなの一打一打の打球速度、飛距離がみんな上がっている。公式戦でチームのために打ちたい」
足立康祐投手「体がウエイトトレーニングで一回り大きくなり、体重も増えた。秋よりも全然違う自分になれた。球速も球の強さも上がった。球速は大体130キロ前半まで上がったのが130キロ半ばまできて、140キロまで上がった」
足立康祐投手(2年)は昨秋の登板はありませんでしたが、冬で急成長。エースナンバー1を託されました。
足立投手のほか、内野手も兼ねる菰田陽生選手(1年)、左腕の津島悠翔投手(2年)など、今大会はかつてないほど豊富な投手陣を擁するという山梨学院。絶対的エースがいない中、勝利の鍵は継投策です。
横山捕手
「投手の人数が今回多いので継投でいくと思うが、一人一人の投手のいいところを引き出したい」
吉田洸二監督
「秋までベンチに入っていなかった選手が急成長して非常に競争が激しくなった。今年のチーム力なら、持っている力をしっかり出せば最終的には勝ち切ることが可能」
梅村主将
「例年以上に感謝の気持ちを持って、チャレンジャーという気持ちを一番に持つ。全力プレーではつらつとしたプレーを見ていただきたい」
(「YBSスポーツ&ニュース 山梨スピリッツ」2025年3月16日放送)