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卓球・平野が抱負「3人で新しい風になれるように」 山梨県

2024年2月5日 21:08
卓球・平野が抱負「3人で新しい風になれるように」 山梨県
女子選手3人で唯一の五輪経験者
パリ五輪の卓球女子シングルス代表に内定した山梨県中央市出身の平野美宇選手(23)は5日、記者会見に臨み、「新しい風になれるように」と決意を述べました。

日本卓球協会は5日に都内で記者会見を開き、男女各3人の五輪代表候補を発表。1月に終了した選考ランキングに基づき、1位・早田ひな選手(23)、2位・平野選手の同学年2人が、ともに初のシングルス代表に選ばれました。

団体戦メンバーは、1月の全日本選手権でも平野選手とダブルスを組んだ張本美和選手(15)に。2人は所属先の木下グループ本社で記者会見に臨みました。

平野選手
「本当に決まったんだな、という気持ちと、ほっとした気持ちの両方。もちろんここからが本番だと思っている。五輪本番で金メダルを目指して頑張りたい。同じ木下グループ所属の張本選手が一緒に(五輪に)出ると、ニュースを見て知ったが、一緒に行けるのが本当にうれしい。若いが本当に頼もしい選手。選考レースは2年で本当に長く、苦しいこともあったが、最後まで諦めずに乗り越えて、最大の目標だったシングルスの枠を獲得できたことはすごく成長できたし、うれしく思う。あとは本番で結果を残すこと。この半年でどれだけ成長できるかという気持ちを毎日持ちながら頑張っていきたい。(女子代表の)メンバーを見たときに、私が唯一(五輪に)1回出ている経験者ということが信じられない。びっくりな気持ちでいっぱいだが、そうとは思えないぐらい、早田選手も張本選手もしっかりしている。また新しい日本チームをお見せできるのではないか。新しい風になれるように3人で一丸となって頑張りたい。シングルスは今のままではメダルを取れる位置にいない。世界ランクが上の方を倒してメダルを獲得できるように、半年間努力したい。その気持ちを持ち、しっかりしている早田選手、張本選手と力を合わせ、決勝で中国選手と対戦したとしても自信を持って戦うことができる。一日一日を本当に大切に過ごしたい」

日本は16日に韓国で開幕する世界選手権団体戦で8強入りすれば、パリ五輪の団体の出場権とシングルス2枠を獲得します。

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