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代表内定を地元が祝福 母・真理子さん「美宇の夢のスタートラインに」山梨県

2024年2月5日 19:55
代表内定を地元が祝福 母・真理子さん「美宇の夢のスタートラインに」山梨県
雪が舞う中 お祝いムードに
パリ五輪卓球女子シングルス代表に、平野美宇選手(23)が内定したことを受け、出身地の山梨県中央市では5日、母・真理子さんを招き、内定を祝うセレモニーを行いました。

平野選手は前回の東京五輪で団体戦メンバーとして出場しましたが、シングルス代表となるのは今回が初めてです。

真理子さんは、市役所の職員らとともに日本卓球協会の発表を待ち、午後1時半過ぎに内定の知らせが届きました。庁舎内では拍手がわき起こり、真理子さんは望月智市長から花束を受け取りました。

真理子さんは「やっと美宇の夢のスタートラインに立てた。一番いい色のメダルを山梨県の皆様に、中央市の皆様にご報告できるように頑張ると本人は申していたので、どうぞ引き続き今後とも応援をよろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えました。

庁舎には懸垂幕も掲げられ、さらにお祝いムードに包まれました。

市民は「中央市民としてとてもうれしい。(東京五輪は)悔しい姿もあったが、今回はうれし涙が見られたらいい」と話していました。また、平野選手の田富北小時代の同級生は「当時から有名だったが、そういうところを見せず明るく接してくれた優しいイメージ。小学校で一緒に勉強してきた友達としてすごく誇らしい」と笑顔を見せていました。
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