自主性高める特別ルール 「緊張感なくやれる」「判断を早くしなければ」 小学生年代のサッカー大会
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積極的に意見が交わされる
山梨県中央市で24日に実施された小学生年代のサッカー大会。とある「珍しいルール」で行われました。
県内外のスポーツ少年団など10チームが参加した「玉穂FC WINTER-CUP 2025」。
普段ならベンチにいるはずの監督やコーチがいない、「子どもだけの大会」です。
県内外のスポーツ少年団など10チームが参加した「玉穂FC WINTER-CUP 2025」。
普段ならベンチにいるはずの監督やコーチがいない、「子どもだけの大会」です。
小学生選手が自ら考えて行動することを目的とし、先発メンバーや戦術、選手交代のタイミングなども選手たち自身が決めます。
指導者はベンチに入れず、ピッチから離れた席で待機。けがなどの場合を除き、見守ることしかできません。
普段とは様子が違う試合でしたが、子どもたちは意外にも―。
選手
「コーチがいない方が正直やりやすかった。コーチがいない分緊張感なくやれた」
のびのびとプレーできたようですが、一方で困ったことも。
選手
「自分たちで考えて動かなければいけない。判断を早くしなければいけないところが難しい」
特徴的な大会は、選手たちにとって貴重な経験となりました。
最終更新日:2025年2月24日 19:03