JR秋田駅前のアルス 地下1階「えきちかマルシェ」の営業を今月末で休止 店舗は移転か撤退へ
JR秋田駅前の商業施設アルスが、今月末で地下1階の営業を休止することが分かりました。
従業員が十分にそろわず、物流コスト高騰の影響もあって、新たな店の確保が難航し、いまある店の営業も続けることが難しくなったためです。
運営会社は、今後について「駅前のにぎわいにつながる場を新たに作りたい」という考えを示しています。
アルスの地下1階「えきちかマルシェ」は、去年11月にリニューアルオープンした、食料品の専門店街です。
1300平方メートルの売り場に、青果店や精肉店、飲食店など7店舗が入り、オープン当初、多くの人でにぎわいました。
アルスを運営する秋田ステーションビルは、さらなる店の確保を目指していましたが、従業員が十分にそろわず、物流コストの高騰も受け難航し、いまある店の営業を続けることも難しくなったことから、今月末で地下の営業を休止することを決めました。
いまある店は、アルスの別のフロアや駅ビルのトピコに移転するか、撤退します。
地下の営業再開のめどは立っていませんが、秋田ステーションビルは「駅前のにぎわいにつながる場を新たに作りたい」という考えを示しています。