鹿角市八幡平の山林で男性作業員が木から下りてきたクマに襲われけが
6日午前、鹿角市八幡平で草刈り作業をしていた57歳の男性がクマに襲われました。男性は左腕と右の太ももにけがをしましたが命に別状はないということです。
現場は、鹿角市八幡平字尻無沢の山林で、直近の民家までは200メートルほどの場所です。
鹿角警察署や鹿角市によりますと6日午前10時半ごろ、送電線の工事のため作業員6人が林道の草刈りをしていたところ、男性1人が木から下りてきたクマ1頭に襲われました。
襲われたのは大館市に住む57歳の男性で、クマに引っかかれたりかまれたりして、左腕と右の太ももにけがをし、同僚の車で病院に向かいましたが意識はあり会話もできています。
けがの程度はわかっていませんが、入院の必要はないということです。襲ってきたクマは体長80センチメートルほどとみられていて、走り去った方向はわかっていません。
県内で今年、クマに襲われてけがをした人は男性で9人目です。