地域の課題解決へ IT人材や起業家の育成プログラムが成果報告会
大学や企業が連携して若手のIT人材や起業家を育てようという取り組みの最終報告会が秋田市で行われました。
この取り組みは秋田の課題を新たな技術やアイディアで解決する人材を育てようと、秋田大学やNTT東日本秋田支店が昨年度から行っているものです。
今年度はIT分野や起業家を目指す大学生をはじめ、社会人も参加していて、26日はこれまで話し合ってきた8つのアイディアを発表しました。
国際教養大学の学生からは、大学周辺と秋田市中心部を結ぶ公共交通機関が少ないことから、学生の車の相乗りを支援するアプリについて提案がありました。今年4月のサービス開始を目指しています。
国際教養大学2年大矢玲菜さん「(地方大学の学生は)カーシェア、タクシー、オンデマンド交通などとは違った需要があるんですね。なので私たちのビジネスプランは自分たちが顧客だからこそできるものだとそう感じています」
NTT東日本秋田支店では、今後もIT技術などで地域の課題解決を目指す若者の育成に取り組みたい考えです。