名古屋市営バスで運行記録改ざん 「国の基準を守らなければいけないというプレッシャーがあった」 運転手が法定時間通りに休息できているよう見せかけ
名古屋市営バスで、運転手の労働時間を法令におさめるため、運行記録が改ざんされていたことがわかりました。記載した職員は「国の基準を守らなければならないというプレッシャーがあった」などと話しているということです。
改ざんがあったのは市バス猪高営業所です。
名古屋市交通局によりますと去年9月、車両故障や渋滞で運転手の残業が発生した際、内勤職員がその分を、別の日に書きかえていました。
また、10月には、走行時間を短縮して記載し、勤務開始時間を繰り上げて書類上、9時間の休息がとれているように改ざんしたということです。
バスの運転手の労働時間については、去年4月の改正で、勤務と勤務の間に9時間の休息を取ることが義務づけられています。
改ざんした職員は聞き取りに対し「国の基準を守らなければならないというプレッシャーがあった」などと話しているということです。
名古屋市 広沢一郎市長:
「あってはならないことが繰り返されている。コストの面から大幅に人を増やすのは難しい」
名古屋市交通局では、文書をすでに修正していて公文書偽造の疑いも視野に調査をしているということです。