三重県桑名市の保育園などで園児40人を含む64人が食中毒の症状を訴え、保健所が調べたところ食中毒だとわかりました。給食が原因とみられています。

三重県によりますと、今月15日、桑名市内の保育園の園長から、「保育園利用者におう吐や下痢の症状の者が複数いる」と保健所に通報がありました。

保健所が調べたところ、今月13日に「三重給食センター」が調理した給食を食べた64人が、食中毒とみられる症状を訴えていたことがわかったということです。

この給食は、保育園を含む桑名市内の3つの施設に提供されていて、64人のうち、40人は保育園の園児でした。全員快方に向かっているということです。

県は、調理をした人からノロウイルスが検出されたことなどから食中毒と断定し、三重給食センターを21日付けで営業禁止処分としました。