祖母を殺害したなどの罪で18歳の少年を起訴 名古屋地検
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名古屋市中川区で当時78歳の女性が殺害された事件で、逮捕・送検された孫の少年(18)について、名古屋地検は21日付けで殺人などの罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、少年は2024年8月、中川区の住宅で祖母(当時78)の首に延長コードを巻いて締め付け、殺害した罪などに問われています。
少年は逮捕・送検された後、家裁送致されていましたが、名古屋家庭裁判所は14日、刑事処分を受けさせることが必要と判断し、少年の検察官送致=逆送を決定していました。
2022年に施行された改正少年法では、18歳と19歳は「特定少年」と位置づけられ起訴後は実名報道が可能となりましたが、名古屋地検は少年の氏名を非公表としました。
理由について「被害者や遺族のプライバシーなど諸般の事情を踏まえて、総合的に判断した」などとしています。
最終更新日:2025年2月21日 20:03