土用の丑の日うなぎかば焼き販売方法を工夫 フードロス削減へ
厳しい暑さを乗り切るのに欠かせないのがうなぎ。24日は土用の丑の日。福井市の食品スーパーではできるだけ多くの人に食べてもらおうと販売の仕方を工夫しています。
あたりに漂う香ばしい香り。福井市木田の食品スーパーでは、店頭に設けた専用の焼き場で愛知一色産のうなぎを手際よく焼き上げて販売しました。
買い物客
「お昼に孫たちと一緒に食べようかなと思って」
「うなぎだ うれしい ちょっとは元気になるかな」
この店によりますと、単身世帯や高齢者夫婦などの買い物客の増加に伴い通常の半分のサイズでの購入希望が増えています。
また販売価格を抑えるためにも、今年は小さなサイズの商品を増やしたということです。
買い物客
「主人と二人暮らしなので、1人1個ずつはとても食べきれないし、1個を半分にしようか、それとも今年は半分サイズがあるなと思って」
この店では、フードロスの削減を進めるため、去年の販売実績に即してうなぎの仕入れの量を減らしていて、今年は県内10店舗で合わせておよそ4000匹を焼き上げたということです。