新幹線開業効果で過去最多の出展 関東や沿線地域からも増 北陸技術交流テクノフェア 紫外線を可視化するガラス、4本脚で重量に耐えられるカニクレーンなど最新技術一堂に
北陸の企業や大学などの技術を一堂に展示する「北陸技術交流テクノフェア」が17日、県産業会館で始まり、新幹線開業効果で出展数が過去最多となりました。
「北陸技術交流テクノフェア」は、業種や専門分野の垣根を超えて、企業・大学・研究機関の技術が一堂に会する北陸最大級のイベントです。
今年は北陸新幹線の開業効果で、関東など沿線地域からの参加が19社増え、過去最多の195社の出展となりました。
■埼玉県から参加した企業
「こちらの蛍光ガラスは、目に見えない紫外線を目に見える形で発光するガラスで、特許を取得している。弊社独自のガラス半導体の露光装置に使われる機能性の材料」
■長野県から参加した企業
「こちらカニクレーンという名前のクレーンで、4本脚で脚を張り出すことで、軽量かつコンパクトでありながら、重たいものが釣れるクレーン」
■訪れた高校生
「思いもよらなかった発明が沢山あって、見ていててとても楽しい」
■前田製作所(長野県) 塩入正章社長
「新幹線が延伸したことで福井も非常に近くなった。これからいろんな企業と一緒に、シナジー効果を出していける場が持てると、本当に期待している」
北陸技術交流テクノフェアは、18日も開かれます。