台風接近前にナシの木を支柱で支える 豊水など本格出荷まもなく
台風10号の接近を前に、あわら市の農家ではこれから収穫が本格化するナシの被害を防ごうと対策に追われています。
ナシの木の枝を支えるようにたくさんの支柱が立てられています。
「朝倉梨栗園」ではこの時期幸水の収穫が始まっていますが、これから豊水などほかの品種も本格的に収穫が始まる予定で、台風10号の接近に備えあらかじめ対策を取っています。
朝倉梨栗園 朝倉雪さん
「とりあえずこの支柱で棚を下から上に持ち上げている こうして揺れるので」
この農園では3年前の8月にも台風の接近で収穫前のナシが大量に落下する被害がありました。
朝倉雪さん
「台風で落とされてそれを拾うときの気持ちは何とも言えない 一番やりたくない仕事 今回はできることをして、あとは台風の消滅を祈る」
台風10号は今週末にも県内に最も接近するとみられていて、県などは事前の備えを呼びかけています。