チャイルドシート 使用義務に違反した人の3割「車に載せながら正しく使わず 」
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6歳未満の子どものチャイルドシート使用義務に違反した人のうち、およそ3割が車にチャイルドシートを載せながら適切に使っていなかったことが分かりました。
これは県警が2024年9月21日から2025年2月3日までの間、交通取り締まりでチャイルドシート使用義務に違反した103人に、使用しない理由について聞き取り調査をしたものです。
それによりますと、車にチャイルドシートを「載せていながら適切に使っていなかった」人がおよそ3割を占め、その多くの人が「子どもが嫌がるためシートの上に乗せていない」とこたえました。
またチャイルドシートを「車に載せていなかった」人に、その理由を聞いたところ、「ほかの車に載せたままで、載せ替えるのが面倒だから」といった答えが目立ちました。
このほかチャイルドシートを「購入していない」人も1割いました。
この聞き取り調査は、JAFが2024年に行った調査で福井県のチャイルドシート使用率が全国平均を3年連続で下回ったことから、初めて行ったものです。
県警では、県内での取り締まりをさらに強化し、子どもの命を守るチャイルドシートの大切さを呼びかけることにしています。