去年の県内の密漁131件 8割以上が県外から 「レジャー感覚でも犯罪に」 海上保安部が呼びかけ
(違法に獲られたサザエ、タコなどの水産物=小浜海上保安署から提供画像)
敦賀海上保安部が6日までに、去年1年間に県内で発覚した密漁の件数は131件、89人が検挙されたと発表しました。(2月11日)
このうち、 82パーセントが関西や中京方面などの県外から来た人による犯行で、悪質な事例ではサザエを500個以上を違法に獲ったり、海上保安部の職員の捜査に応じず漁獲物を捨て立ち去るなどして逮捕されたケースなどがありました。
漁業法ではサザエやアワビなどの貝類をはじめ、ワカメやタコなどの水産資源を無許可で取ることを禁止していて、違反した場合には100万円以下の罰金が科されます。
海上保安部では密漁はレジャー感覚でも犯罪にあたるため行わないよう注意を呼び掛けています。