関東から県内を訪れた人の割合が6割強アップ 北陸新幹線開業効果に杉本知事も手ごたえ
新幹線開業後にぎわいが続く福井駅周辺
北陸新幹線の県内開業で、関東から県内を訪れた人の割合が、前の年度に比べて6割強増えたことが11日に県のまとめで分かりました。
杉本知事
「初日2日目の効果とその後の状況はけっこう堅調に来ていて、ここから先はさらに期待ができるのではないか」
杉本知事はまもなく1カ月を迎える新幹線県内開業の手応えを強調しました。
県によりますと開業後2週間で、新設の越前たけふ駅を除く、芦原温泉・福井・敦賀の3つの新幹線駅を訪れた人の数は、あわせて38.2万人で、2023年の同じ時期に比べて8.9万人増えました。
地域別では関東から訪れた人が前の年に比べて67.8%増え、敦賀で乗り換えが必要となった関西や中京からも20%以上プラスとなりました。
また開業以降の福井駅周辺の商業施設の売り上げは、想定の約2倍、あわら温泉の宿泊者数は開業前の1.5倍と、新幹線効果は各地に広がっているようです。