戦没者の冥福を祈り 平和への誓いを新たに 福井県戦没者追悼式
福井県戦没者追悼式(24日越前市)
県の戦没者追悼式が24日、サンドーム福井で行われ、遺族らおよそ1000人が犠牲者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにしました。
越前市のサンドーム福井で行われた県の戦没者追悼式には、遺族らおよそ1000人が参列し、まつられている3万1930柱の戦没者に黙とうを捧げました。
式典には3世代で参列した人の姿もあり、戦争を知らない世代も平和が続くよう祈っていました。
父が戦死 79歳の遺族
「こういう悲惨な戦争を絶対に起こしてはいけないという思いを(次世代に)強く伝えていきたい」
参列した8歳の子
「これからも戦争がない日本であってほしい」
ところで、遺族や戦争経験者で作る県の遺族連合会のメンバーは、今年度8900人余りと去年より500人以上減っています。