旧北陸線のトンネル群は貴重な鉄道遺産 福井・滋賀のボランティアガイドがスキルアップへ
福井県と滋賀県にまたがる鉄道遺産の魅力を伝えるボランティアガイドの研修会が2日開かれ、知識やノウハウを共有しながらいっそうの観光誘客につなげます。
研修会には、敦賀市と南越前町、それに滋賀県長浜市のボランティアガイドあわせて18人が参加しました。
3つの市町にまたがる旧北陸線のトンネル群や、鉄道遺産の関連施設は、日本遺産に登録されていて、参加者はそれぞれ現地でガイドをして歴史や魅力を伝えました。
参加者
「互いに良い意味で刺激を受けた 歴史遺産を活用して、より多くの人に知ってもらうお手伝いとして案内していきたい」
北陸新幹線の県内開業で観光客が増える中、ウェブやガイドブックとは一味違う、地域の顔として魅力を伝えるボランティアガイドは重要性が増しています。
ガイドたちは研修を通じてノウハウを共有し、自身のスキルを磨いて、満足度の高い案内につなげます。
3つの市町でつくる観光連携協議会では、今後も意見交換を続け、地元の食や産品と結び付けながら、広域の観光誘客につなげていく方針です。