動機は親子間のトラブルか 武生駅ロータリーに車で突っ込み父親はねる 24歳の息子を殺人未遂の現行犯で逮捕 福井県越前市
15日午前、越前市で駅のロータリーの歩道を歩いていた父親を車ではねて殺害しようとしたとして、24歳の息子が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、自称越前市帆山町の無職、佐野友昭容疑者24歳です。
警察の調べによりますと、佐野容疑者は15日午前8時ごろ、越前市のハピラインふくい武生駅で、ロータリーの歩道を歩いていた60代の父親を軽自動車ではねて殺害しようとした疑いが持たれています。
父親は左足首の骨を折る全治4週間以上のケガをしましたが、命に別条はないということです。
近くを通りかかった人が交番に駆け込み、駆けつけた警察官がその場にいた佐野容疑者を取り押さえたということです。
■近くにいた人
「日曜日なので(人通りは)そんなに多くはない。車と車の事故かと思った」
警察の調べに対し、佐野容疑者は「父親を殺すつもりでひいた」と容疑を認め、親子の間でトラブルがあったという趣旨の供述をしているということで、警察では犯行の経緯や動機などについて、佐野容疑者を厳しく追及することにしています。