県内の宿泊者数が増加 去年1年間で306万人 客室稼働率は約4割にとどまる 新幹線開業で県が誘客強化へ
中部運輸局のまとめによりますと、去年1年間に旅行で県内の旅館やホテルに宿泊した人の数は延べ306万人で、前の年に比べて35万人増えました。このうち外国人は6万人で、前の年に比べて6倍に増えていて、コロナ禍からの回復傾向が続いています。(3月30日)
一方、去年1年間の県内の旅館やホテルなどの客室の稼働率は44.8%にとどまり、全国で41番目の低さとなっています。県では新年度からインバウンド推進室を設け、年間40万人を目標に海外からの誘客に力を入れるなど、新幹線開業を機にアピールを強め、さらなる盛り上げを図っていく方針です。