1日未明から昼前にかけ福井県内大雨に 土砂災害 低い土地の浸水に注意・警戒を
県内は1日明け方から昼前にかけて大雨となる見込みで、気象台では土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒を呼びかけています。
県内は30日、梅雨前線の活動が活発になって、大気の状態が不安定となり、各地で断続的に強い雨が降りました。
この後雨は激しくなり、1日未明から昼前にかけて、所によっては警報級の大雨になる見込みで、1日午後6時までの24時間に予想される降水量は、嶺北で150ミリ、嶺南で120ミリとなっています。
交通への影響も出ています。JR西日本によりますと、越美北線は1日は終日運転を休止するほか、小浜線も大雨が見込まれる時間帯に、県内区間で上下線合わせて8本を運休します。
さらに、ハピラインふくいやえちぜん鉄道も、雨の状況によっては、列車の遅れや運転取り止めの可能性があるとしています。
一方、国土交通省によりますと、中部縦貫自動車道が大野インターチェンジと九頭竜インターチェンジの間で、国道8号が越前市と南越前町の間で、1日の昼以降に通行止めにする可能性があるということです。
気象台では、先週の大雨で地盤が緩んでいる場所もあることから、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意 警戒するよう呼びかけています。
なお大野市は公民館など8か所に自主避難所を開設したほか、越前町も2か所に自主避難所を設けました。