省エネなど取り組み加速 「温室効果ガス」排出削減へ 推進企業を県が表彰 豪雨や猛暑など気候変動の原因に
豪雨や猛暑など、気候変動の原因とされる温室効果ガスの削減に向けて、県は企業とともに理解促進を図り、省エネなどへの取り組みを加速させます。(3月25日)
福井市内で25日、温室効果ガスの削減に向けて先進的な取り組みを行っている企業の表彰式があり、中村副知事から表彰状が贈られました。
大賞には、太陽光発電設備を導入し、高い省エネを実現した福井鋲螺(あわら市、打本 幸雄社長)が選ばれた他、価値づくり部門では、遮断熱工法によって低コストで省エネ性能に優れた住宅を提供したとして、福登建設(福井市、清水榮一社長)が表彰されました。
会場では、持続可能な社会の実現をテーマにした講演も行われ、参加者は豪雨や猛暑の増加など、身近に起きている気候変動問題に関心を深めていました。
県は2013年度との比較で、2030年度までに温室効果ガスの排出量を49パーセント削減する目標を掲げています。