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“カラフル”横断歩道やポールで歩行者を守る 事故防止に新たな取り組み 車の減速促す 県警が効果を検証

2024年4月8日 17:54
“カラフル”横断歩道やポールで歩行者を守る 事故防止に新たな取り組み 車の減速促す 県警が効果を検証
減速促すカラフル横断歩道 8日・越前市内

 県内ほとんどの学校で8日から新学期がスタートする中、子どもたちなどの歩行者と車の事故を防ごうと、県内でも新たな横断歩道などでドライバーに減速を促す対策が始まっています。

 このうち越前市では、2021年以降歩行者が犠牲となる事故が5件発生していることから、同市小松にある武生西小学校周辺の地域では車の最高速度が30キロに規制されています。さらに新たに認定こども園も近くに開設されることから、先月に新たな対策として段差つきのカラフルな横断歩道や道路脇のポールが設置されました。

 この取り組みに小学校の子供会の人からも「目立っていいと思います。今までこういうのはなかったので。目立つ歩道ができたことで、ドライバーさんがより注意してくれると思うので、その分子どもたちの安全性も高まると思う」と歓迎する声が聞かれました。

 県警交通規制課の川村一博課長補佐は「自分の速度が今何キロ出ているか確認しながら、子供が歩いているのが見えたらさらに速度を落とすなど注意をして、速度を控えめにすることを心掛けてほしい」とドライバーに注意を呼びかけています。

 県警では横断歩道やポールを設置した県内4か所で、効果を検証することにしています。

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