児童がオリーブ畑で収穫体験 8ヘクタールで3,000本栽培 新たな特産物への理解深める 福井市北部の三里浜砂丘地
オリーブの実を摘み取る児童=5日午前9時ごろ、福井市白方町
福井市と坂井市にまたがる三里浜砂丘地のオリーブ畑で5日、地元の児童が収穫を体験し、新たな特産物への理解を深めました。
三里浜砂丘地では、地元の生産組合がおよそ8ヘクタールの畑で、合わせて3000本のオリーブの木を育てています。5日は地元の棗小学校の3年生と6年生の児童が収穫を体験し、熟し始めた実をひとつずつ手でもいでいました。
■3年生の女子児童
「プチプチ取れて簡単でした。オリーブオイルにする」
また、児童たちは収穫と並行して、オリーブの実の大きさや葉っぱの形などを観察していました。
■引率教諭とのやりとり
「これがオリーブオイルだって。これを手につけると、先生の手は美しくなるそうです」
児童たちは1時間半ほどでおよそ50キロを収穫し、学校に戻って搾りたてのオリーブオイルにして味わったということです。
生産者団体によりますと、今年も生育は順調で、三里浜全体でおよそ2トンの収穫を見込んでいます。
最終更新日:2024年11月5日 19:06