着色料としての“紅麹”販売中止 福井市内の販売店、自主回収も 小林製薬が製造
小林製薬が製造した「紅麹」を着色料として販売していた福井市のカリョーは29日、商品の販売中止と自主回収を決めました。(3月29日)
同社は菓子やパンの材料を販売していて、大阪府の薬品卸売会社を通して入荷し、天然の着色料として販売していたということです。保健所から販売先を把握するよう指示があったことを受けて、販売を中止するとともに販売済みの商品を自主回収することを決めました。
原料を卸していた菓子メーカーなどには連絡を済ませていて、福井市問屋町の店舗では回収を呼びかける文章を掲示しています。同社では20年ほど前から紅麹を販売していましたが、去年末に入荷した5キロは全部売れ残っているということです。