中小企業合同入社式 新生活に期待膨らむ 県内7社22人が参加 人材確保へ“売り手市場”続く
この春、県内の中小企業に入社する新入社員が29日、福井市内で合同の入社式に臨み、4月からの新生活に期待を膨らませていました。(3月29日)
■新入社員代表あいさつ 木下元心さん
「学生から晴れて社会人としての第一歩を踏み出し、これから始まる新しい日々に期待を膨らませるとともに、身の引き締まる思いでいっぱいです」
県内の中小企業およそ220社でつくる県中小企業家同友会が毎年3月末に開いているもので、県内7社の新入社員合わせて22人が初々しい表情でそれぞれ企業の経営者や上司から辞令を受け取りました。
■運送会社に入社
「経験はないけれど、たくさんの人に頼ってもらえるドライバーになりたい」
■眼鏡フレームメーカーに入社
「まだちょっと緊張している。積極的に動けるようになりたい」
売り手市場が続き、企業の採用活動が厳しさを増す中、同友会に加盟する各社は県内の高校を訪問するなどして人材確保を図っています。