県内の特殊詐欺被害総額が6000万円越え前年の2倍に 新幹線開業で増加を警戒
被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ現金などをだまし取る「特殊詐欺」。2023年の被害額が6030万円と 前年2960万円に比べ2倍に増え、県警では不審に感じた際は警察や家族に相談するようにと警戒を呼び掛けています。(1月28日)
なかでも通信業者などを騙りショートメッセージで架空の未払い料金を求める「架空料金請求詐欺」が29件中14件と半数を占め、被害額が2420万円と最も大きな割合を占めています。
県警では北陸新幹線の延伸で人の移動が増えると被害が増える可能性があるほか、震災に便乗した特殊詐欺も考えられるとして、固定電話に被害防止対策を備えるよう求めています。