3月に閉館へ 福岡市民会館の61年をたどる写真展 有名アーティストのサイン色紙も
福岡市中央区の福岡市民会館は老朽化のため、ことし3月に閉館します。60年以上にわたる歴史や思い出をたどる写真展が20日、福岡市役所で開かれています。
福岡市民会館が開館した1963年当時の写真です。安全祈願祭やお祝いで披露された、能などが写っています。
福岡市役所で始まった写真展には、福岡市民会館の歴史や思い出をたどるおよそ120点の写真などが展示されています。
福岡市民会館は老朽化のため、ことし3月に61年の歴史に幕を下ろします。
写真展には、これまでにコンサートを行ったアーティストたちのサイン色紙も並びます。印象的なアーティストを、館長に尋ねました。
■福岡市民会館・梶原雅敬 館長
「僕が駆け出しの頃に拝見した美空ひばりさんでしょうね、やはり。『ああ、すごいな』『なんか、すごいな』『すごかー』と思いました。」
市民から寄せられた、発表会の写真なども展示されています。
■梶原館長
「そうそう、こういうことが昔あったよねと思い出していただくきっかけになれば本当にうれしいです。」
「福岡市民会館思い出写真展」は、1月26日まで福岡市役所1階多目的スペースで開かれています。