【裏金】自民党の党紀委員会が始まる 福岡11区選出の武田良太氏の処分は
いわゆる裏金事件を受け処分を決める党紀委員会が、4日午後4時すぎから開かれています。地元、福岡11区選出の武田良太氏にはどのような処分が下されるのでしょうか。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、執行部は4日、裏金を作ったとされる安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決めました。
そのうちの1人が、福岡11区選出で二階派の事務総長を務めた武田良太氏です。武田氏が政治資金収支報告書に記載していなかった金額、いわゆる"裏金"は1926万円にのぼります。
ことし2月に行われた、政治倫理審査会で問題を追及された武田氏は。
■二階派・武田良太 衆院議員
「私や二階会長がルール・ノルマ・制度・システムを決めたりすることは全くしていない。事務局長が掌握していて、我々存じ上げないことだらけなんです。どうかご理解いただきたいと思います。」
武田氏の選挙区、田川市の市民は処分についてどう受け止めているのでしょうか?
■市民
「総務大臣までなった方。がっくりというか。説明責任を果たして、もう一回貢献してほしいいとは思っています。」
「野放しにしたら、また次々とやるからちゃんと処分したほうがいいと思います。」
「田川の人間だから応援していたが、裏切られたら気持ちよくないよね。もっと厳しくても。」
武田氏の処分をめぐっては、3番目に重い「党員資格停止」とするか、6番目の「党の役職停止」とするかで、執行部内の意見が割れました。
処分の結果について、午後4時すぎから始まった党紀委員会は現在も続いています。処分の内容はこのあと明らかになる予定で、分かりしだいお伝えします。