マンションに小学校教員の女性の遺体 夫を死体遺棄の罪で起訴 福岡県久留米市
福岡県久留米市のマンションで小学校教員の女性の遺体が放置されていた事件についてです。検察は10日、女性の夫を死体遺棄の罪で起訴しました。
死体遺棄の罪で10日に起訴されたのは、久留米市の会社員・渡辺司被告(41)です。
起訴状によりますと渡辺被告は、ことし9月21日ごろから約1か月間、妻で小学校教員の渡辺彩さん(当時35)が、同居する自宅で死亡していることを分かっていたにもかかわらず、その遺体を放置した罪に問われています。
彩さんの遺体は腐敗が進んでいて、司法解剖が行われましたが、死因は特定できませんでした。
福岡地方検察庁は渡辺被告の認否を明らかにしていませんが、渡辺被告は逮捕後の警察の調べに対し容疑を認めているということです。