広島市中区のクリニックで塩素ガスが発生した事故 臨床工学技士ら2人を書類送検
2024年9月、広島市内のクリニックで塩素ガスが発生した事故を受け、警察は業務上過失傷害の疑いで女性技士ら2人を書類送検しました。
この事故は2024年9月、広島市中区の中島土谷クリニックで起きたものです。女性職員が透析液の供給装置につながった次亜塩素酸ナトリウムのタンクを補充しようとしたところ、誤って酢酸を混入し塩素ガスが発生。患者や職員ら47人が中毒症状などを起こし、17人が入院しました。
警察は捜査を進めた結果、補充作業にあたった41歳の女性技士と管理責任者の男性技士2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。事故後、クリニックではタンクのレイアウト変更やマニュアルの見直しをおこなったということです。
(2025年2月20日放送)
最終更新日:2025年2月20日 19:01