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一票の格差巡り全国一斉提訴 区割り変更にもかかわらず憲法違反と弁護士ら主張

2024年10月28日 18:19
一票の格差巡り全国一斉提訴 区割り変更にもかかわらず憲法違反と弁護士ら主張

今回の衆院選で、一票の価値が不平等で憲法違反にあたるとして、弁護士らが選挙の無効を訴える裁判を起こしました。

広島と山口の選管を相手取り、訴えを起こしたのは弁護士らのグループです。
訴状などによると、選挙区の人口によって一票の価値に格差があるのは憲法に違反するとして、選挙の無効を求めています。
区割り変更があった今回の衆院選で「一票の格差」は、議員1人当たりの有権者が全国で最も少ない鳥取1区と比べ、広島3区でおよそ1.85倍、北海道3区では、2倍を超えるとしています。

■訴訟代理人 中村健太弁護士
「今まで最高裁判所が一つの目安としている2倍というものにも違反しているのではないかと」

同様の訴えは、全国14の高裁と支部で一斉に起こされています。

【2024年10月28日 放送】

最終更新日:2024年10月28日 18:19