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あなたの知らない「夜の動物園」 夜行性の動物が活発に【徳島】

2024年9月23日 17:06
あなたの知らない「夜の動物園」 夜行性の動物が活発に【徳島】
とくしま動物園では秋の恒例イベント「夜の動物園」が9月22日に実施されました。

今年は夏にも行われたんですが、ちょっと涼しくなって動物たちも、より活発になってきたようですよ。

(フォークデュオ)
「心ウキウキ、僕はドキドキ散歩しましょう、動物園まで、ピクニック広場からファミリーランドまで」

(仲宗根記者)
「午後6時をまわりました。普段は閉園する時間ですが、きょうは、夜の動物たちを見ようとたくさんの人が訪れています」

(来園者)
「子どもの楽しむ姿を見たくて来ました」
「サルが見たい」
「毎回来てます。シンリンオオカミが楽しみです」

(記者)
「こちらは夜行性のシンリンオオカミです、さっきからオリの中で絶えず走り回っています」

「夜の動物園」はとくしま動物園ステラプリスクールアニマルキングダムが、2003年から毎年、秋に実施しています。

通常の開園時間は、午後4時半までですが、イベント期間中は、午後8時半まで延長されます。

このため、オオカミやハイエナといった夜行性の動物が活発に動く姿が見られると、人気を呼んでします。

園内は、通路やオリの中が薄暗く照らされ、昼間とは違う雰囲気で動物を見ることができます。

(記者)
「昼間行動することが多いリスザル。まだ元気に動きまわています」
「あっ、赤ちゃんザルを見つけました。かわいいですね」

リスザルの赤ちゃんは今月4日に生まれました。

生まれたばかりのため、まだ名前はありません。

今回の赤ちゃん誕生で、園内のリスザルはなんと37匹になりました。

( 飼育員)
「生まれたばっかりですよね。うれしいです」

(来園した 子ども)
「日中は一番上におってね」
( 母親)
「いつもよりかなり近くにおりてきてくれてます。こんなにはっきり見えることはないです。日中は」

こちらは、国の特別天然記念物、ニホンカモシカ。

エサを食べているようでした。

(来園した 子ども)
「めっちゃ嬉しーい」
「あっ、目あけとう」
「かわいいね」

(記者)
「ピューマは本来、夜行性なんですが、きょうはぐっすりと寝てしまっています。一体どんな夢を見ているんでしょうか?」

行列を待っている人たちのお目当ては、モルモットのふれあい体験です。

( 飼育員)
「このままで優しく、なでて」
(来園した子ども)
「かわいい」
「モフモフ」

(記者)
「4月に生まれた仔ライオンのサッシュの姿も見ることができます。元気に走り回っています」

ライオンもまた夜行性です。

22日はあいにくの雨で、午後4時以降の来園者は約450人と少なめでしたが、訪れた子どもたちは、普段見られない動物たちの夜の姿に驚いているようでした。

(来園した子ども)
「暗くていろんな動物がすごく見えました」
「オオカミとかハイエナとか楽しかった」

「夜の動物園」は9月29日と10月5日、12日にも行われます。

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