与野党は14日、品位を損なう選挙ポスターを禁止する公職選挙法の改正案を来週、国会に提出することを確認しました。法案の付則にはSNSでの偽情報や、他の候補者の当選を目的に立候補するいわゆる「2馬力」選挙への対応が盛り込まれます。

14日、与野党は選挙ポスターに関する公職選挙法の改正案について協議しました。

協議では、名誉を毀損したり、風俗を害したりする内容の選挙ポスターを禁止し、選挙ごとに複数の規格があったポスターの大きさを長さ42センチ、幅40センチ以内に統一することで大筋一致しました。

また、SNSで選挙に関する偽情報が拡散していることや当選の意思のない候補者が他の候補者を応援するいわゆる「2馬力」選挙に対応するため、法案の付則に「引き続き検討を加え必要な措置を講じる」と盛り込みました。

与野党は来週20日にも公職選挙法の改正案を国会に提出する方針です。