【生出演】100億円のワンヘルス政策・県議会との関係・過去2番目に低い投票率 2期目の服部氏まず何をする? 福岡県知事選
23日に投開票が行われた福岡県知事選挙についてお伝えします。再選した服部誠太郎さん(70)と中継がつながっています。県政を担当しているFBSの吉原記者とお伝えします。
今回の福岡県知事選挙の投票率は31.58パーセントで、過去最低だった前回を1.97ポイント上回ったものの、過去2番目の低さとなりました。有権者の7割は投票を棄権したということになります。県のトップとしてどのように受け止めているのでしょうか。
選挙で服部さんはさまざまな公約を掲げましたが、今回、候補者で意見がもっとも分かれたのがワンヘルス政策の推進についてでした。
ワンヘルスとは、人、動物、地球環境を一つの健康と捉え、一体的に守っていくという考え方で、福岡県は、ワンヘルス関連事業でおよそ100億円をかけています。FBSと読売新聞が共同で行った調査では「ワンヘルス」についてどの程度知っていますかという質問に対し、知事選で投票した人のおよそ半数が「あまり知らない」「全く知らない」と回答しました。予算をかけているものの、認知度に課題がありそうです。
また、服部さんとワンヘルス政策を中心になって推進してきたのは、世界獣医師会の次期会長である福岡県議会の重鎮、自民党の蔵内勇夫議員です。課題もあるなかでワンヘルスを進める理由の一つには、県議会との関係を良好に保とうという意味合いもあるのでしょうか。
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