高岡市長選 現職が再選立候補を表明 3人の選挙戦へ
角田市長「合併から20年、次の10年に向けて、引き続きこれらの責任を果たし必ずや震災を乗り越え、新しい高岡を作り上げていきたいという気持ちを今新たにしたところで あります。3か月後の市長選挙に再び挑戦したくここに決意を表明させていただきます」
高岡市の角田悠紀市長は、きょうの市議会で市の新年度予算案が可決されたことを受けて、市長選挙への立候補を表明しました。
角田市長は42歳、前回は新人3人による選挙戦を制して初当選していて、2期目を目指しての表明です。
一方、市長選に今月立候補を表明した出町譲市議 60歳は市議会閉会に伴い、議長に議員辞職願を提出しました。
市長選には前回に続く立候補となります。
出町譲氏「少しでも暮らしやすい、住みやすい、市民がここで生まれてよかった、ここで暮らしてよかったと思うような町を市民の皆さんと一緒に築きあげていきたい」
また、同じく市長選に立候補を表明している中川加津代市議 57歳も、議員辞職願を出しました。
市長選は保守系3人による選挙戦となる公算です。
中川加津代氏「今の市長の市政に対して、今の市民にとっても未来の市民にとっても、決していい政治ではないという強い思いをもって臨んでいる。自分が市長になったときには、しっかりとみなさんの気持ちに寄り添えるような、市政運用を目指して頑張りたいと思います」
高岡市長選挙は6月22日告示、29日投開票です。
出町市議と中川市議が提出した辞職願については、薮中一夫議長は議長預かりとし、あす各会派の代表者会議を開いて対応を協議するとしています。
現在欠員3の高岡市議会は、欠員がさらに2人増えると補欠選挙が行われることになります。