“人手不足解消”に “エンタメ向上”も「スタジアムシティで運搬用ロボットが活躍」《長崎》
長崎スタジアムシティで稼働している、運搬用ロボットの見学会が行われました。
人手不足の解消だけでなく、エンターテインメント性の向上にもつながっています。
長崎スタジアムシティのコンコースを走る1台のロボット。
人間共生型のロボット事業に取り組むZMPが開発した
「デリロ トラック(DeliRo® Truck)」で、去年10月の開業時から稼働しています。
(ZMP広報・プロモーション部 木村 寛明部長)
「このロボットは、長崎スタジアムシティのオープン当初から毎日、晴れの日は働いている。自動運転でモノを運んでいる」
「デリロ トラック」は、長崎スタジアムシティで人気の “ジップライン” で大活躍。
利用者が滑走した後、重量200キロにも及ぶハーネスなどの安全危惧を
約380m離れたスタート地点まで運んでいます。
スタッフの負担が減り、人手不足の解消につながりました。
(デリロトラック)
「左に曲がります」
通路を曲がる時は、進行方向に目線を送ります。
障害物を見つけると、止まって…
(デリロトラック)
「すみませんが、道をお譲りください」
かわいらしさがあり、施設のエンターテインメント性の向上にもつながっています。
(リージョナルクリエーション長崎 直営事業部 岩永 耕太郎さん)
「興味を持つ人がかなり多い。スタジアムシティの魅力のひとつになっている。ロボットについての取り組みも、ジャパネットとして、全国の人に発信できればと思う」
長崎スタジアムシティでは、"ロボットフレンドリーな環境"の実現を目指し、今後も革新的なロボットを取り入れていく予定です。