×

地球に最接近中 2023年に見つかった「紫金山・アトラス彗星」の撮影に挑戦【徳島】

2024年10月15日 18:35
地球に最接近中 2023年に見つかった「紫金山・アトラス彗星」の撮影に挑戦【徳島】
今、天体ファンを沸かせているのが「紫金山・アトラス彗星」。

この彗星は、10月13日を中心に地球に最接近しているということです。

先日、専門家がこの「紫金山・アトラス彗星」を撮影する模様を取材しました。

阿南市科学センターの職員・若藤祐馬さんです。

10月11日の午後5時、若藤さんは心なしかソワソワしているように見えました。

若藤さんが足早に向かった先は、阿南市科学センターの屋上。

大掛かりな装置を組み立てて撮影を始めます、狙うのは「紫金山・アトラス彗星」です。

2023年に発見された彗星で、地球に最接近したら「肉眼で見えるほど明るいのでは?」と、話題になりました。

この日は彗星が地球に最も接近する前日で、鮮明な写真が期待できます。

次に観られるのは、8万年後と言われていて、今の時期が最初で最後のチャンスです。

入念にカメラをセッティングして日没を迎えたものの、西の空にかかった雲の影響か、「紫金山・アトラス彗星」が見えません。

しかし...。



「紫金山・アトラス彗星」は、10月20日ころまで日没後の西の空で見られる可能性があるということで、観測には双眼鏡などがあったほうがいいということです。

(詳しくは動画で)
最終更新日:2024年10月15日 20:34

ニュース

ニュース