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「進め方が強引」という意見も まちづくりなどに関する県議会特別委員会【徳島】

2025年2月28日 18:36
「進め方が強引」という意見も まちづくりなどに関する県議会特別委員会【徳島】
徳島県議会では、2月28日にまちづくりなどに関する特別委員会が開かれ、県市協定改定の進め方について、議員から「進め方が強引だ」といった意見が出ました。

徳島県は、文化センター跡地での新ホール整備を前提とした徳島県と徳島市の基本協定を終了させ、藍場浜公園西エリアでの整備を進めるため、新たな協定を結ぶ方針を示しています。

28日の徳島県議会特別委員会では、一部の議員から県の進め方に疑問を呈する意見が出されました。

(真政会 岡佑樹議員)
「協定改定で白紙にするぞと。協定改定しないなら向こう(徳島市)が折れてくるだろうという考えがあったのではないか?金出したれへんぞ、徳島市内に県立ホールを作ってやらないぞというような気持ちがあったのではないか?」

真政会の岡佑樹議員はこのように述べ、徳島市側の意見を十分聞かず強引に話を進めていると徳島県を批判しました。

これに対し、徳島県の担当者は整備場所を変えるという方針転換はあったものの、県と市で十分な話し合いを進めていると反論しました。

(徳島県文化プロジェクト室 伊澤弘雄室長)
「ワーキンググループであるとか徳島市との協議、あと事務レベルでの協議もある。県市協調で進めているという考えに変わりはなく、一緒にやっていきながら協議してきた部分がある」

また徳島県からは今後、藍場浜公園西エリアで整備を進めるにあたっては、徳島市側の負担は事務的な経費のみとなる旨の説明がありました。

これに対し議員からは。

(川友会 川真田琢巳議員)
「新ホールが整備されることで、徳島市が受けるメリットはどう考えても大きいと思う。県としては、今後ともしっかりとした徳島市との協議をお願いします」
最終更新日:2025年2月28日 20:51

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