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地域のみんなが学校と連携し災害に強くなるような活動を 板野町の小学校で児童や保護者ら参加の防災教室【徳島】

2024年9月4日 18:52
地域のみんなが学校と連携し災害に強くなるような活動を 板野町の小学校で児童や保護者ら参加の防災教室【徳島】
四国放送では、9月1日からの1週間を「防災ウィーク」として災害対策などに関するニュースをお伝えしています。

9月4日、徳島県板野町の小学校で児童や保護者らが参加して行われた防災教室をお伝えします。


「せーの」「がんばれ!」「逃げて」「あきらめるな」

この防災教室は、地震発生時に児童たちが適切な行動を取れるようにと、地域の保護者や防災士などでつくる板野南小学校地区防災減災委員会が実施しました。

防災教室には児童と教員、そして保護者ら約170人が参加しました。

避難訓練が行われたあと体育館に移動し、全国で子ども向けの防災講演を行っている江夏猛史さんを講師に招き、体育館での発災時にはどのような行動をとるべきか実践しました。

NPO法人減災教育普及協会 江夏猛史理事長
「みんな地震が来たよ、すぐに頭を守って、5・4・3・2・1、そのまま。頭を守ってって言われたそのポーズ、その形、みんながやったこと、何から身を守った?20kgから30kgの固いものが皆さんの頭の上に落ちてきます。それは頭を守ったことになる」

そして体育館で揺れた時には外か、柱がある建物の隅に逃げるよう教わりました。

このあと児童らは、天井から落ちてくる想定の20kgの板の重みを体験したり、保護者らが揺らす1.8m四方のマットに乗って、大きな揺れを疑似体験しながら身を守る方法を学んでいました。

(体験した児童)
「想像以上でした、地震って怖いなと思いました」
「実際の地震が来たら、ヤバイなと思いました」

板野南小学校地区防災減災委員会 米原千春代表)
「地域のみんな、保護者を含めて学校と連携しながら一緒に繰り返しやっていることで、災害に強くなるような活動に繋がっていったらいいなと思います」

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