10月の熊本県内企業倒産5件 ゼロゼロ融資返済で中小企業に懸念
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ熊本支店によりますと、熊本県内で10月に1000万円以上の負債を抱えた企業倒産は5件で、負債総額は6億3800万円でした。
前の月に比べ、件数は2件、負債総額は4億9700万円増えました。
今後について東京商工リサーチ熊本支店は、「TSMCの子会社『JASM』の本格稼働が来年に迫り企業を取り巻く環境にプラス材料が見受けられる一方、新型コロナ対策で行われた実質無利子・無担保のいわゆる『ゼロゼロ融資』の返済負担などで中小企業を中心に経営が厳しくなることが懸念される」としています。