「命の重さを学ぶ」"赤ちゃんポスト"に預け入れられた男性が設立 2回目の「子ども大学」
親子で参加する新たな学びの場を作ろうと始まった「子ども大学くまもと」の2回目の講義が17日、熊本市でありました。
今年3月に開校した「子ども大学くまもと」は、「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」に預け入れられた宮津航一さんと、ゆりかごの開設に携わった慈恵病院の元看護部長、田尻由貴子さんが設立しました。
今年3月に開校した「子ども大学くまもと」は、「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」に預け入れられた宮津航一さんと、ゆりかごの開設に携わった慈恵病院の元看護部長、田尻由貴子さんが設立しました。
今回は「命をつなぎ、愛を育む」をテーマに、田尻さんが赤ちゃんが生まれてくるまでの仕組みを説明し、参加した子どもたちは赤ちゃんの人形の抱っこ体験をしながら命の大切さについて考えました。
■参加した子ども
「赤ちゃんの人形を抱っこした時すごく重くて、命の重さについて知ることができました」
また、宮津航一さんは里親の家庭で育った体験を交えながら、家族のあり方などについて語りました。
■子ども大学くまもと 宮津航一理事長
「必ず家族と呼ぶ人がいると思う。どういう人たちが家族か、ぜひみんなに考えてほしいです。僕の中での家族像は…血がつながっているということではなくて、最後まで味方でいる存在が家族だと思う」
次の「子ども大学くまもと」は来年3月を予定しています。