阿蘇市長選 松嶋和子氏が熊本初の女性市長に「行政運営に性別関係ないが女性が声を上げやすくなるなら喜ばしい」
8年ぶりの選挙戦となった阿蘇市長選挙。合志市の元職員で新人の松嶋和子氏(51)が、6回目の当選を目指した現職の佐藤義興氏(75)を524票差で破り、初当選を果たしました。
▼阿蘇市長選開票結果
松嶋和子氏(無・新) 7016票
佐藤義興氏(無・現) 6492票
■当選した松嶋和子氏
「阿蘇市の人口減少、少子高齢化、過疎化は待ったなしの深刻な状況です。一緒に夢を語り合い、知恵を出し合って、人口減少や少子高齢化を乗り切っていきましょう」
松嶋氏は熊本県内の市町村長としては、初めての女性首長となります。
■当選した松嶋和子氏
「行財政運営を行うという点では、男性女性はあまり関係ないと思っています。ただ女性であることで、今まで声を上げにくかった女性が話しかけやすい、声を上げやすいという影響があるのであれば喜ばしい」
阿蘇市長選挙の投票率は67.43%で、選挙戦となった2017年を1.7ポイント下回り、過去最低となりました。