「TSMC進出でチャンス」半導体研究の第一人者 熊本県立大の黒田忠広新理事長が就任
半導体研究の第一人者、黒田忠広氏が熊本県立大学の理事長に就任し、1日、熊本県庁で任命式が行われました。
黒田忠広理事長は三重県出身の65歳で、2019年から3月まで、半導体分野の調査・研究などを行う東京大学大学院工学系研究科付属システムデザイン研究センターのセンター長を務めていました。
黒田理事長は、TSMCの進出を受けて、世界中の企業や人々が熊本に集まるチャンスを迎えているとして、大学のキャンパスを開放し、交流イベントを行いたいと話しました。そして細やかな教育をしていきたいと抱負を述べました。
■熊本県立大学 黒田忠広理事長
「これからの熊本県をつくる若い人と学ぶというのは、私たちも楽しみが大きいところ。教職員全員がやる気を持っているので、力を合わせて細やかな教育をしていきたい」
黒田理事長の任期は4年間です。