「永遠に語り継ぐ」終戦から79年 熊本県内でも戦没者追悼式
終戦から79年を迎えた8月15日、熊本県内でも戦争で亡くなった人たちをしのぶ戦没者追悼式が熊本市で行われました。
■熊本県・木村敬知事
「先の大戦の終結からことしで79回目の夏を迎えます」
式には遺族など約600人が参列し、代表して県遺族連合会の横田輝雄理事長が追悼のことばを述べました。
■遺族代表 横田輝雄さん
「私たち遺族は戦争の悲惨さと平和の尊さを孫、ひ孫の世代へと永遠に語り継ぐことを英霊にお誓い申し上げます」
参列者は献花台に花を手向け、熊本県出身の戦没者5万8475人をしのびました。そして、曽祖父を戦争で亡くした熊本市の富合中3年村上七菜さんが平和への誓いの言葉を述べました。
■富合中学校3年・村上七菜さん
「私は戦争を経験したことがありません。本当の怖さを知ることはできません。祖父が語り継いできた話を聞いて想像することしかできませんが、もう絶対に2度と戦争はしてはいけないと思います」