「一般事務職いらない」「つるし上げ」…県知事の不適切発言 県議会で議員が問いただす
就任以降、不適切な発言などが問題視されている木村知事。県議会で議員が問いただしました。
■立憲民主連合・鎌田聡議員
「知事には謝罪すれば何でも発言してもいいという気持ちがあるのではないでしょうか」
24日の県議会一般質問で立憲民主連合の鎌田聡議員は、当選祝いのコチョウランを熊本市内の医療機関などに持参したことや、水俣病被害者団体と環境大臣との懇談の場をめぐる「つるし上げ」発言、人材不足解消を目指す会議での「一般事務、普通科はいらない」という発言について問いただしました。
■熊本県・木村敬知事
「私の発言が説明不足により県民のみなさまに不快な思いを、そしてご心配をおかけしましたこと心からお詫び申し上げます」
木村知事はコチョウランについては「知事公邸入居までの間預かってもらい、6月にはすべて回収した」とこれまでの説明を繰り返しました。また問題となった発言については「適切ではなかった」などとして謝罪しました。
■熊本県・木村敬知事
「一つの表現に対して人がどう受け取るか誤解されないよう説明を尽くしているかどうか真意が伝わらなかった以上それは私に責任がございます。今後丁寧な説明を尽くすことを肝に銘じこれからの職務に全力で取り組んでまいります」