「生きていたら将来迷惑かけるかも」83歳の妻の首を絞め殺害した疑い 88歳の夫を逮捕
83歳の妻の首を絞めて殺害したとして、88歳の夫が逮捕されました。夫は「妻が死のうとしているのを手伝った」と話しているということです。
殺人の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区の無職・丸山衛容疑者(88)です。警察によりますと、丸山容疑者は9月16日夜から17日午前までの間に、夫婦で住むサービス付き高齢者向け住宅で、妻の美智子さん(83)の首をスカーフで絞めて殺害した疑いがもたれています。
17日午前10時半頃、介護担当の職員が寝室で倒れていた美智子さんを見つけ、その後、死亡が確認されました。警察が駆けつけた時、丸山容疑者は寝室にいて、「妻のスカーフで首を絞めた」と話したことなどから逮捕されました。
丸山容疑者は警察の調べに対し、「生きていたら将来、迷惑をかけるかもしれないと思った。妻が最近死にたいと漏らしていて、自分もあとから死ぬつもりだった」と話しているということです。2人は、3年前からこの住宅に入居していたということです。