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水俣病の犠牲となったあらゆる生命に鎮魂の調べ 人間国宝の能楽師らが奉納

2024年9月18日 12:25
水俣病の犠牲となったあらゆる生命に鎮魂の調べ 人間国宝の能楽師らが奉納
水俣市で11日、これまで水俣病で命を落としたあらゆる生命に向けた鎮魂の調べを音楽家5人が奉納しました。

この演奏会は、水俣病で被害を受けた人の慰霊のため市民団体「本願の会」が企画しました。水俣とゆかりのある人間国宝の能楽師、大倉正之助さんの鼓をはじめ、トランペット、パーカッション、サックス、ドラムと、5人の奏者が海に向かって即興演奏を披露しました。参加した約50人は、演奏の後、それぞれが鼓を打ち、鎮魂の祈りを捧げました。

「本願の会」は、1994年に作家・石牟礼道子さんらによって設立されて以来、毎年、水俣ゆかりの人が彫った石像「魂石」を設置していて、今年も6体を設置します。

最終更新日:2024年9月18日 12:25
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