地震の影響 記録的不漁のシロエビ 県水産研究所が生息状況調査
2024年1月1日の能登半島地震以降、富山湾でのシロエビ漁が記録的な不漁となっています。
今後の漁獲量を予測しようと県水産研究所がシロエビの生息状況を調べています。
29日昼すぎ、沿岸漁業調査船「はやつき」が射水市の沖合から滑川漁港に戻りました。
県水産研究所 三箇真弘研究員
「こちらがシロエビの幼生になります」
県水産研究所が射水市の沖合で調査したのは、シロエビの子どもの生息状況です。
大きさが数ミリ程度のシロエビの子どもを4地点で採集し、生息数や大きさなどを調べます。
調査は、毎年富山市の沖合で行っていますが、2024年は特に漁獲量が少ないことから地元の漁業協同組合が一時休漁を行った射水市の沖合でも7年ぶりに実施しました。
4月に漁が解禁されてから6月までのシロエビの漁獲量は、平年のおよそ3割で記録が残る1985年以降で最も少なくなりました。
県水産研究所三箇真弘研究員
「小さいエビが漁獲されるまでに数年かかりますので、数年先の漁獲量がどうなるかというところの情報提供ができればと考えております」
県水産研究所は、11月までに射水市での調査をあわせて6回行うとしています。
今後の漁獲量を予測しようと県水産研究所がシロエビの生息状況を調べています。
29日昼すぎ、沿岸漁業調査船「はやつき」が射水市の沖合から滑川漁港に戻りました。
県水産研究所 三箇真弘研究員
「こちらがシロエビの幼生になります」
県水産研究所が射水市の沖合で調査したのは、シロエビの子どもの生息状況です。
大きさが数ミリ程度のシロエビの子どもを4地点で採集し、生息数や大きさなどを調べます。
調査は、毎年富山市の沖合で行っていますが、2024年は特に漁獲量が少ないことから地元の漁業協同組合が一時休漁を行った射水市の沖合でも7年ぶりに実施しました。
4月に漁が解禁されてから6月までのシロエビの漁獲量は、平年のおよそ3割で記録が残る1985年以降で最も少なくなりました。
県水産研究所三箇真弘研究員
「小さいエビが漁獲されるまでに数年かかりますので、数年先の漁獲量がどうなるかというところの情報提供ができればと考えております」
県水産研究所は、11月までに射水市での調査をあわせて6回行うとしています。