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「外国のこと、知れば知るほど面白い!」 米オレゴンで富山の高校生交流 

2024年3月29日 17:58
「外国のこと、知れば知るほど面白い!」 米オレゴンで富山の高校生交流 

県高校生海外派遣団の活動を紹介します。

同行取材した佐伯アナウンサーです。

20人の高校生たちは12日間の日程でアメリカを訪れました。

29日は現地の若者との交流やホームステイの様子です。

アメリカ、オレゴン州にあるシェルドン高校。

日本語クラス選択科目として日本語を学ぶ生徒がいて、富山の高校生たちが授業に参加しました。

英語と日本語で自己紹介し、ゲームで楽しみながら交流しました。

富山の高校生は英語でふるさとについて紹介したり、桃太郎の劇を披露したりしました。

喜んでもらえたようです。

シェルドン高校の生徒たちには、こきりこ節の踊りに挑戦してもらいました。

富山いずみ高校2年 安谷空菜さん
「完璧な英語でなくても自分の知っている単語で伝えることできてよかった」

志貴野高校2年 宮林凌加さん
「現地の高校生と交流できてよかったし、皆さんの日本語力が高くてびっくりしました」

高岡第一高校2年 道宗惠人さん
「写真を見せて詳しく言ったりすることが、相手に伝える工夫として大事だとわかった」

授業のあとは、ホストファミリーとの顔合わせ。

この日から2泊3日のホームステイがはじまります。

新湊高校2年の矢野来優さんはこう話していました。

新湊高校2年 矢野来優さん
「緊張です。自分の英語がしっかり試せるかも楽しみですし、ホームステイでいい思い出作れるように楽しんでいきたいと思います」

矢野さんが滞在するのはディエゴ・アーサーさんの家。

ディエゴさんは4人兄弟の長男で、お母さんとおじさんと一緒に暮らしています。

家の近くのバスケットボールコートに連れて行ってもらいました。

スポーツは世界共通、汗を流して笑顔がこぼれます。

ディエゴさん
「良い感じだね、上達が早い」

矢野さん
「僕のコーチです」

ディエゴさん
「いいよ、この調子で1日1回、週に1回でも練習すればもっと上達するね」

砺波高校2年 桃野恵里さん
「野生動物に関する施設カスケーズ・ラプター・センターというところに連れてってもらうことになったので、とても楽しみです」

こう話していたのは桃野恵里さん。

野生動物に関して調べていて、ホストファミリーとセンターを見て回りました。

アメリカ大陸に生息する様々な鳥が保護、飼育されています。

笑顔も見せながら熱心にメモを取ります。

砺波高校2年 桃野恵里さん
「こんなたくさん野生の鳥がいるところに来たことがなかったので、楽しかったし、たくさん勉強できました」

高校生たちはそれぞれ、様々な形でホストファミリーと交流しました。

書道が特技の相地葵生さんは、筆ペンで日本語を書いて、ホストシスターのクロエさんも挑戦してみました。

富山南高校2年 相地葵生さん
「この写真はひな祭りのものです」

一同
「お~~」

日本の文化を英語で紹介しました。

最後の夜はみんな一緒にパーティ、楽しい時間を過ごしました。

富山国際大学付属高校2年 馬淵陽菜さん
「アメリカの文化に興味があるから、アメリカのスラングとかボードゲームとか一緒にしました」

南砺福野高校2年 斉藤みくりさん
「ホストマザーとショッピングに行って楽しかった」

富山の生徒たち
「フレ!フレ!オレゴン!」

高岡高校1年 佐村木百華さん
「高岡高校の佐村木百華です。オレゴンで素敵な経験ができて、みなさんに感謝しています」

最後の朝、そして別れの時です。

マイケル・ボウイルさん(ホストファミリー)と石動高校2年 別所晃成さん
「いい時間だった」
「またアメリカに来ることがあったら、ぜひうちに来てね」
「連絡取りあおうね」
「Thank you very much」

ホームステイは生徒たちにとって、いい経験となりました。

南砺福野高校2年 斉藤みくりさん
「すごい全部貴重な体験で、優しくてよかったです。ホストファミリーも」

高岡南高校2年 岩崎真貴さん
「12日間は長いと思っていたが、1日1日が充実した日々で、あっという間に過ぎた」

片山学園高校1年 高柳まりなさん
「貴重な体験ができたんじゃないかと思っています」

南砺平高校2年 池田瑞月さん
「日本じゃできないことができたんだな」

新湊高校2年 住谷美心さん
「アメリカだからこうなんだって、いろんな気づきがあって、知れば知るほど面白いなって。だからアメリカだけじゃなくて、もっといろんな国に行ってみたいなって思いました」

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